新曲、順調に難航中

以前旅に行った和歌山美山地方で、森や神社で自然の音を写真を撮る様に録音して来た。で、今回その音を使って曲を作ろうとしているのだが、これがなかなか難航している。自然の音をそのまま環境音的に流しっぱなしにして曲を乗せるように使うのが、一番手っ取り早いし雰囲気も出しやすいのだが、今回はもっと音楽的要素として楽器の一部のように使えないかと思っている。適当にループにして面白い曲を作ることも出来るだろうが、あの美山の神秘的な情緒も大切にしたい。自然の音の雰囲気をなるべく生かして音を構成していくと、そこへ安易にストリングスなどのMIDI音源を入れたりすると、クリアすぎてなんだかあざとくなってしまう。うむ、なかなか手強い。とりあえず音を切ったり貼ったり加工したりの地道な作業をしながら、様子をみることにしよう。