小屋

awatomo2006-04-30

久しぶりに”いこら茶屋”にて一服していると、店のマスターに「君らに”こや”を見せたるからちょっと待っとれ」と言われた。こや?コヤ?小屋?? 結局閉店まで待つことになり、マスターに言われるがまま行ってみると、ほぉ、そこはマスターの秘密(というわけでもないだろうが)の隠れ家のような、素敵なそして不思議なまさしく”小屋”だった。古民家を改装したその”小屋”は、これまた古い家具や小道具や楽器が所狭しと並び置かれ、なんともいえない濃い空気に満ちていた。まるでたくさんの古き物に込められた”思い”が、この空間をやさしく包んでいるような、不思議な安らぎを覚えた。いつの間にかYuは置かれていた琵琶を手にとり、僕とマスターは太鼓の類いを叩いて、取り憑かれたように”デタラメ”セッションが始まっていた。狐につままれたような瞬間、これぞオンガク。また遊びに来ますよ、マスター。