ありがとう、パンゲア

awatomo2007-03-17

3月17日、SLIDING DOORと題したイベントであわ屋もライブ出演。実はこの日、パンゲア店員のお三方がお店を離れる最後の日なのだった。パンゲアはこの日を最後に一旦一区切り、4月から新しい店員さんにバトンタッチされるとのこと。
パンゲアは、僕らがまだ堺に住んでいた頃、本当にいろんな意味でお世話になったお店だ。
初めてパンゲアを訪れたのは、まだあわ屋を結成して間もない頃だった。堺のマンションから一駅はなれた海沿いの工場前に突如現れた不思議なカフェ。外見はいかにも倉庫そのままで、本当にカフェなのか半信半疑のまま、いざ一歩店内に入ればなんともいえないほっこりオーガニックな雰囲気が漂うというそのギャップに驚いたものだ。夕暮れ時、ここのオープンデッキから海に沈む夕日を眺めながめていると、つい時間を忘れて長居してしまうのであった。以来、パンゲアさんとは単なるカフェと客という関係を超えていろんなカタチで関わって頂いたように思う。あわ屋が初めてオーガナイズしたライブイベント「http://homepage.mac.com/yuran/otomatsuri/」をはじめ、いろんなライブにも参加させて頂いた。あわ屋ほか、IMIのサウンド有志で作ったCD「呑レーベル」シリーズを販売させてもらったこともあったっけ。Yuが手作り石けんを作り始めて、はじめてお店に置いてもらったのもここだった。パンゲアの方々がしばらく留守にするというので、店内の観葉植物の水やり当番を引き受けたこともあった。でも水やりを口実に店内をスタジオ代わりに音遊びしてたなぁ。夏の暑い時期で、のぼせながらレコーディングしたっけ。店内でプロモーションビデオ用の撮影をさせてもらったこともあったなぁ(あの映像未だに未完成だ)。未完成といえば、みんなで植えたケナフ、結局育てたっきりになってしまったなぁ。
僕らが和歌山へ越した後も、和歌山で知り合った工芸作家さんたちのグループ展「http://homepage.mac.com/yuran/kht/」を開催したり、本当にいろんな形でお世話になったのだ。
出来た事も出来なかったこともひっくるめて、あわ屋にとって、僕にとって、とても意味のある時間を過ごさせてくれた場所であり人たちでした。
本当にありがとう。
みなさん、お元気で!
新しいパンゲアも、素敵なお店になるといいな。