無事終了

awatomo2008-07-29

アートスペース虹で行われた尾崎泰弘・竹田直樹の二人展、神殿都市計画 Holy City Planningのオープニングイベント、無事終了しました。
博士役の竹田氏による空間充電システムや次元移動実験についての説明の後、UFOの先端にドッキングする傘型ヘルメットとカリンバ型コントローラー(ていうかカリンバ)を手に異次元飛行装置(木製)に乗り込む尾崎氏。そして我々AWAYAの演奏による祈祷と異次元飛行装置の動作音に乗って、異次元空間へと無事旅立たれた様です。
帰還後、どうやら浦島太郎状態らしい尾崎さんの、すっとぼけたコメントが笑いを誘う。かくして大人達の本気のごっこ遊びの時間は流れて行きました。
今回用意した異次元飛行中の音(曲)は、尾崎さんの要望を参考に、赤ちゃんの産声、お経、第二次大戦中のラジオ放送、米軍戦闘機開発エンジニアのコメント、学生運動の喧噪、大阪万博開会式、三島由紀夫の演説、浅間山荘事件のテレビ中継などなど様々な出来事を、異次元飛行装置の空気エンジン音に見立てた轟音に散りばめ、”地球上で営まれて来た人類の歴史が走馬灯の様に流れる”様子を表現しようとしたもの。
かなりノイジーでやかましい曲ですが、その向こうにある高揚と鎮静を久々に楽しみました。
写真は、異次元飛行装置に乗り込み上機嫌のワタクシ。