薪で風呂を焚く

今度の中辺路の家の風呂は、薪でも灯油でも焚くことが出来る、ハイブリッド？というかバイフューエル？なボイラー（そんなかっこいいもんじゃないか・・・）。で、最近はせっかくなんで灯油を全く使わずに薪と可燃ゴミだけでの風呂焚きに挑戦している。まず紙ゴミをボイラーに放り込みマッチで着火、どんどん燃やしてゴミ箱がすっかり空になったところで薪を投入。薪に着火したことを確認したところで蓋をする。案外簡単。ちなみに水は山からの湧き水なので、風呂には水道代も高熱費もかかってない。しかもゴミの減量までできてしまう。その上、風呂焚きが終わったボイラーの中には、自家製の炭まで出来ているじゃないか。これを七輪なんぞに入れれば、部屋の暖をとったり正月もちを焼いたり・・・。さすがハイブリッド！、ボイラー一つでこんなに生活環境が変わるものなんだろうか、とつくづく関心。
火を熾す手間と時間と危険性を遠ざけるため、どれだけのことを引き換えにして来たのだろう。豊かさって何だろう？なんて妙に考えてみたり。そういえばあわ屋は昨今火の前で演奏することが多かったなぁ。でもまさか自分で火を熾すことになるとは・・・。