ひょうこま最終日

吉田ケンゴさんが本宮熊野出会いの里で行っていた”ひょうこま”という祭りに再び行ってみた。
この日は最終日で、ケンゴさん一行は夕方には帰ってしまうとのことだったけど、例のドームはまだ建ったままだった。どうやらこのまま出会いの里に設置されることに決まったようだ。
”ひょうこま”とは、ひょうたんから駒の略で、祭りとはいえ決まっているのは日程だけ、内容もスケジュールも予め決まっていることは何もないのだそうだ。ただ、与えられた状況で日々精一杯努める。
それで祭りが成立するのか？という疑問が起るが、そこには日々訪れる人々が出会うことで、何かしらのイベントがわき起こる、らしい。
アートのもっとも原初的で、かつ無くてはならない部分で、かつ忘れられがちな部分に触れている気がした。
いったい何が起ったのか不明だが、例のドームがここに設置されることに決まったのも、何かしらの出来事があったからなんだろう。
世の中にはいろんなアーティストさんがいるものです。