THIS IS ITを観る

昨日は近江八幡にて出演し、夜になって帰路についたもののさすがに琵琶湖と熊野は遠い。日帰りはいくらなんでもつらい。
というわけで、大事をとって一旦大阪にて一泊してから翌日我が家へ帰ることにしたのだが、せっかく久々の大阪だし、ひとつ映画館でも寄ってみようか、ということでyUと二人一路映画館へ向かった。
選んだお題目はマイケルジャクソンTHIS IS IT
僕にとってMJは、正直これまであまりなじみが無かった。学生時代にはテレビなんかで何となく曲は耳に入っていたけれど、特に意識していた訳でもなく、”何回も成形手術してる”なんていうワイドショー的ネタも耳にしていたけれど、最終的にどんな顔に仕上がったのかも知らずじまいだったのだ。
そんなぼんやりとしたMJ感しか持ち合わせていなかったのではあるが、彼の悲報を知り、生前予定していた公演のリハーサル映像で作られたというこの映画のトレーラーを観て以来、どうもなんだか気になっていたのだ。
で、結論から言うとこの映画、いたく感動させて頂きました。
映画の冒頭”すべてのファンに捧ぐ”というような字幕から始まったのだが、ファンならずとも強く心を動かされる映画だと思います。
とりわけ人前で何かを表現している人、したいと思っている人は、一度は観ておくべきかもしれない。それは何も、表現そのものをマイケルのようにしたい、したほうがいいということでは全然ないけれど、誰かに思いを伝える時や、誰かと一緒に何かを創り上げる時に大切なことがいっぱい詰まっているし、広い意味で”一流”と呼ばれる人達が一様に持っているような、”大いなるもの”に心ゆさぶられるとてもいい機会だと思うからです。
つまり、”愛”ってやつかなぁ。あんまりこの言葉使いたくないんだけどなぁ。。